インタビュー①
いずみんさん
看護師をされているいずみんさん。動画内容の根拠となる文献を探したり、テーマを考えたりなど積極的に参加していただいています。そんないずみんさんに入会のきっかけや、しゃべるーむとの関わり方を伺いました。
目次
プロフィール
名前 いずみん
2021年3月13日入会
看護師(病院外科系病棟、内科クリニック、精神科系施設等経験)、保健師。
おうちクリニックでは、時々、根拠となる文献等を探すお手伝いをさせていただいています。
看護師、患者、両方の視点を心がけています。
「心から納得できる人生を選べるように」という言葉に共感して入会
入会のきっかけを教えていただけますか?
「心から納得できる人生を選べるように。」
きっかけは、とし先生の言葉でした。
「あなたからいただいたテーマの動画が、会ったことのない誰かの人生を、選択を、より良い方向に変えられるかもしれない。
心から納得して、人生の選択を、未来を選べる社会を目指して、
『おうちで聴ける、医学の話』を発信をしたい。」
という、とし先生の思いに共感しました。
私も、医療関係者ですが、少しでも誰かのお力になれれば…と思い、参加させていただきたいと思いました。
素人でも専門職でも、見る価値は大きい
それでは入会して良かったことを教えていただけますか?
また、とし先生のお話は、ちゃんとした根拠に基づいています。
ときどき、根拠探しをお手伝いさせていただいていますが、私もとても学べています。
素人でも専門職でも、見る価値は大きいです。
日本全国の、まだお会いしたこともないメンバーさんとも交流できる
入会して変化したことを教えていただけますか?
情報化社会の今、自分ひとりの力で、医療の知識を得ようとすると、たくさんの情報の中から、どの情報が自分の求めているものなのか、巡り合うまでに、たくさんの労力を使い、時には正しくない情報に出会ってしまうこともあります。
このくらいのことなら「知っているだろう」ではなく、最初は「わからない」「はじめて知った」ことが当然の前提で、作られているおうちクリニック。
メンバーの皆さんの「苦労したエピソード」を元に、作られているので、身近に感じられ、共感できて理解しやすいです。
こんな場合は、まず何科にかかればいいのか?も案内していただけます。
入り口のような、イメージです。
おうちクリニックでは、メンバーさんと、とし先生は、対等な同じ目線の関係です。
いろんな価値観や持病等の背景を持ち、日本全国の、まだお会いしたこともないメンバーさんとも交流できて、皆さんで、一緒におうちクリニックを作られています。
改めて、相手を尊重して
同じ目線で接する大切さに、気づかせていただけました。
「ネット社会」の今だからこそ、大切なことなのではないかと思います。
何度も聞くのは気がひける…、そんな時に、正しい医学の話を何度でも繰り返し聞くことができる。
なるほど。お互いを尊重する気持ち、すごく大切ですよね。それでは最後にいずみんさんにとってしゃべるーむとは何ですか?
自分自身が患者になって受診した時に、医師からの説明があり、最後に「大丈夫ですか?わからないことはありますか?」と言われた時。
心の中では、大丈夫ではないけれど…と思いつつ、「大丈夫です。」と答えてしまう時もあります。
そんな気持ちを残して帰宅し、心はモヤモヤ。
私が入会するきっかけになった、とし先生がおうちクリニックを始めた時におっしゃっていた言葉を思い出します。
「この方の一生を左右する手術。理解して、心から納得して、臨んでもらいたい。病院でお話するだけじゃなくて、おうちで、何回も、納得できるまで、僕の話を聞いてもらえたら、もっと笑顔で、手術に臨んでもらえるのかな。
手術だけじゃない。自分の身体を、様々な病気を、そして治療の事をもっと知ってもらえたら、もっと心から納得できる人生を選べるのかな。」
何度も聞くのは気がひける…、そんな時に、正しい医学の話を何度でも繰り返し聞くことができる。
まさに、必要としていたものです。
「自分の納得できる人生の選択」の為に自分自身と向き合うきっかけをいただいて、大丈夫ではない時に、「大丈夫ではないです。」と、主治医に言えるようになりました。
「どこが、大丈夫ではないか?」と、新しいコミュニケーションが医師と始まります。
一歩、踏み出せました。
ありがとうございました。